こんにちは! こんばんは!
今回は株式の購入の際のどれにすればいいかです!
なにか購入しよう
どれを購入の基準にすればいいの?
人によって購入基準はバラバラです!
しかし購入の際、確認する指標はあります。
それが!
PERとPBRです。
Price Earnings Ratioの頭文字をとった略語です。
Price(価格) Earnings(収益) Ratio(何かを何かで割ったもの)
日本株では株価収益率といいます。
これは会社の純利益を示す指標です。 ← 企業が得た収益から費用(仕入れ、人件費、税金等)を引き、残った利益。
数式
PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益(EPS)で求められます。 株価1000円 ÷ EPS100円 = 10倍
例
A社の株がPER10倍 株価1000円 1株あたり利益100円
B社の株がPER50倍 株価500円 1株あたり利益10円
数字が小さいほうが株の価格の割に多くの利益を生み出していることになります。 ← A社ですね!
目安の倍率は15倍とされています。 将来性がある企業 最近ではAI関連 PERが15倍やそれより低いと割安株として見られ、伸びる可能性があります。
100倍など高いと株価は高く評価されている状態なので、伸びにくいかなという判断です。
しかし数字が高いと将来の成長として期待されている可能性があります!高いから買わないほうがいいとは限りません。
同業者の企業と比較すると判断するといいです。 ← 車関連:トヨタやSUZUKIなど
ざっくり簡単に言うと、目安や期待値です。 参考にしてください!
「企業名 PER」と検索すれば来年度予想分も出てきますので、購入する時の参考として、ぜひ検索してみてください!
株価純資産倍率のことです。
資産に対して株価が割安か割高かを判断する指標です。 ← お得かお得ではないかです。
数式
PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産(BPS)で求められます。
資産に対して何倍になっているか表す数字です。 ← 1株あたりの株主の取り分の何倍まで買われているか
PBR1倍だと会社が解散しても全額取り返せるという意味です。
1倍以下だと解散したほうがいい会社ですね・・・。
例
A社の株がPBR2倍 株価1000円 1株あたり純資産500円
B社の株がPBR0.5倍 株価1000円 1株あたり純資産2000円
A社はPBR 2倍
B社はPBR 0.5倍
B社のほうが割安です。
しかし、B社は成長することはないと市場から評価されていない可能性があります。
他の指標や業績からも分析し、判断するほうがいいです。
同じ業種
A社 株価 1000円 PER 20倍 PBR 2倍
B社 株価 2000円 PER 15倍 PBR 1倍
株価はB社のほうが高いですが、PERはどうでしょうか?
PER(株価収益率=純利益)はB社のほうが低く、株価はA社よりB社のほうが高いですが、B社の株のほうが割安と判断されます。
そして、PBR(株価純資産倍率)もB社のほうが割安と判断されます。
B社が割安 しかしA社もPERが高いので期待はされている。
このように同じ業種と比べて、判断します。
いかがでしたでしょうか。
ざっくりでしたが、他にもランキングやサービスなど色々あります。
どのような銘柄が注目されているか、ぜひ、調べてみてください。
ではまた次回!
株歴50年超のプロが今、買うべきと考える銘柄『旬の厳選10銘柄』シリーズ最新号公開中!